言い訳するのもなんですが、あくまでフィクションです。
高校時代の友人が読んだら、誤解されそうなので。
参考にしてますよ、確かに。でも、フィクションですから、あんなエピソードなんてありませんからね〜。
ふー、気が済んだ。
さて、本題。
この話は実は十年前に書いた話です。
私の高校時代は、今のように携帯電話もなければルーズソックス(これすらも死語)もなかった時代です。
田舎の高校でのんびり平和に過ごしました。
ゆえに周囲の状況を入れることはできませんでした。
携帯を使ったいまどきの高校生の生活を知らないんですもの。
わざわざ今の時代じゃないんだよ、と但し書きするのもなんだし。
更に小説(と呼べるのか…)の中では、人物の名前はほとんど出てきません。
あたし、あいつ、彼女、あの子…と、名前すら出てきていない人も。
あくまでこの話は片想いの話なので、余分な人は主人公の視界の外ですし、どうでもいいわけです。
いや、決して名前を考えるのが面倒だったとか…ごにょごにょ。
話のほうは三年間を通してヤマバもなくただ時が過ぎていきます。
うっとおしいと思われたあなた。
それでも最後まで読んでいただいたのならありがたく思います。
私もこんなうっとおしい話を書いてるなんて根暗だなとちょっと思います。
少し共感したあなた。
ただ見守るだけの恋、したことあるのでしょうか?
またそんな話をお聞かせください。
高校時代は印象深いのか、いまだにテストの夢を見たり、遅刻する夢を見たり、授業を受けている夢を見たりします。
きっと何度やり直しても、多分同じような三年間を過ごしてしまうような気がします。
ちなみにこの話のコンセプトは、
斉藤由貴 アルバム『PANT』の中の「moon−透明な壁−」
PSY・S アルバム『SIGNAL』の中の「セパレイト・ブルー」
でした。
もしもこの2曲を知っていたら凄い。拍手喝采ものです。
でも、きっとわかるのはCDを貸し借りしたSちゃんだけだろうなぁ。
斉藤由貴やPSY・Sを知らない若い人もいるでしょう。
斉藤さんは今では3児の母となっていますが、若かりし頃はアイドルで、今でも女優として時々ドラマなどに出ています。実は私はかなりのファンだったのです。アイドルの歌とはいえ、いい曲もたくさんあるんですよ。
PSY・Sは、もう解散してしまいましたが、とても格好いい曲を作る人たちでした。今でもよく聴いています。
これほど好きなバンドはもう現れないだろうなぁと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。